占いコラム
先祖供養
2023.07.22
先祖供養をするとなぜ?

世の中の相当数の人が「不運」で片付けるしかない問題も、実は先祖供養をしていない家でしか起きません。
「先祖供養をすると成功する」ですとか「先祖供養をすると出世する」とよく言われますが、これはなぜでしょう?
先祖供養をきちんとして、その後、年忌やお墓参りをきちんとやりますと、先祖がよろこんで手助けしてくれることは確かなのですが、先祖は神様ではありませんので、その効果は些細なものなわけで、むしろ危ない場面をなぜか回避できたり、事故で警察が「本当に、この車に乗っていたの?」と疑うような事態が起きたりすることが多いようです。
先祖供養をして顕著に現れるのは、人間関係に多いように思います。
先祖供養をして、お墓参りを続けていくにあたり、私どもの指導では「『お幸せに』とだけ、声に出して言いなさい」とお伝えしますが、これは先祖の成仏を願うと同時に、自分より前に生まれた人の幸せを願っていることになります。
すると、脳というのは案外不器用なので、自分の先祖だけではなく、自分より早く生まれた人すべての幸せを願うようになり、なぜかこれが先祖供養を正しくおこなうと、身について自然に出るようになります。
目上の人の幸せを願う態度が自然に身に付くわけですから、学校でも会社でも、人間関係が円滑になるわけです。
親や先生に反発して暴言を吐いていた子が、先祖供養をした月を境に、暴言を吐かなくなったという話もあります。
ただし、これは親が子供に内緒で先祖供養をして、子供が何も知らない場合には起きませんから、先祖供養の現場に同席させることが必要です。
私どものところには、いろいろな相談がきますからわかるのですが、登校拒否にしろ、いじめにしろ、訊いてみると(共通して)先祖供養をしていない家で起きております。
ここでは書くと大問題になりそうなので、書けないことがあるのですが、世の中の相当数の人が「不運」で片付けるしかない問題も、実は先祖供養をしていない家でしか起きません。
つまり、先祖供養をしておくと、世の中の相当の問題を回避できますし、先祖供養の算命学的意味では、先祖以外の力を借りることができるようになりますので「出世する」とか「成功する」と言われるようになるのです。
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