占いコラム
結婚
2022.05.06
パートナー運について
異性との出会いが無いというだけでは「異性運が悪い」という言い方はしません。
現代では、”恋愛=結婚”と考えない人が多いようですが、占い(算命学)が考えられた時代は、”恋愛=結婚”でしたから、算命学の相性というのは「結婚を前提とした相性」ということになります。
しかし、相性の中には、結果として「恋愛はできても結婚生活は無理」という相性は存在しますが、それは「結婚をしない恋愛」を勧めているわけではありません。
算命学では、パートナーとしてふさわしい相手を”正夫(せいふ)”、ふさわしくない相手を”野人(やじん)”というのですが、意識しないと野人とばかりと知り合ったり、野人ばかりを好きになってしまう人がいます。
あるいは、”仕事を通じて知り合う人は野人”という人もいます。
これは宿命を観ればわかりますが、こういう人を一般的に「異性運が悪い」というわけです。
異性との出会いが無いというだけでは「異性運が悪い」という言い方はしません。
これは宿命によって決まっているので、「異性運が悪い人」というのは、「自分が好きになってしまう人というのは野人なんだ」と自覚しない限り、そのクセが抜けることはありません。
そういう人は、恋愛のたびに後悔を繰り返すようになります。
気になる方は、ご自身の宿命を把握しておかれるのがよろしいでしょう。
また、天中殺で出会ったり、交際をスタートする相手というのは、天中殺というのは「その事象が正しい結果を迎えない」ということになりますので、基本的に相性は悪くなりますが「相性が悪くても、好きになってしまう」というところが厄介なところです。
天中殺の関係というのは、肉体関係優先で関係が成立している場合が多く、肉体関係がありますと女性特有の心理として「この人には私がいないと…」という考えが湧いてしまうことが、いくら忠告してあげても、間違いを認めたくない元凶になるようです。
いくら愛情があると思っても、それでも結果が出ないのが天中殺で、「愛情があると、天中殺でもうまくいくんだ」というカップルは一組も観たことがありませんから、間違いは早く正すべきだと思います。