占いコラム
運気
2020.08.01
木・火・土・金・水の「金」
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五行はすべて環境をあらわし、人間は環境の動者なので、五行を知る事により、さまざまな現象が説明できる事になります。
「金性」というのは、陽のエネルギーでは「鉄」、陰のエンルギーでは「宝石」にあたりますが、日常生活では食養生になります。
「国民食」というのは、その国民が好きな食事ではなく、歯の並び等によって決定される食事で、そのバランスが崩れると病気になります。
日本人はパン中心の食生活を送る歯並びになっておりませんので、そういう食事を中心にすると病気になりやすくなるわけです。
その土地で穫れるモノが身体をつくるという意味で「身土不二(しんどふじ)」と言われます。
ある地方の北で収穫されるものは身体を温め、南で収穫されるものは身体を冷やします。
例えば、大阪より北の酢は(大阪の人にとって)身体を温める酢になり、南の酢は身体を冷やします。
一般的に蕎麦は寒い地方にできるので身体を温め、うどんは温かい地方にできるので身体を冷やします。
日本人のアレルギーの90%は陰性アレルギーですので、蕎麦に塩をつけて食べるとアレルギーは軽くなりますが、つゆをつけて食べるとひどくなります。
カレーはインドの食べ物ですから、日本人にとっては身体を冷やす食べ物になります。
頻度が高くなるとアレルギーがひどくなりますが、がっしりとした体型(陽性)の人には、あまり影響しませんが、ヒョロヒョロの人(陰性)には、強く影響します。
カレーは「国民食」と言われる時代ですが、国民食という言葉はインドの人にあるべきで、日本の場合は、カレーは簡単なので、それを食べさせる習慣を母親がつけただけです。
若い人の話を聞くと「週に1回はカレー」という家は普通にあるようですから、アレルギーはなかなか無くなりそうにありません。
最近は「嫌いなものは食べなくていい」とバカなことを言っている親もいるようですが、子供はみんな同じなのに、好き嫌いを作ったのは親ですから本末転倒です。
私は経験から「本当に美味しいものに好き嫌いはない」と信じています。
牛乳を嫌いな子でも、紙パックではなく、天然の牛の乳をグラスで飲ませれば、必ず「おいしい!」と言います。
そして、それ以降は「おいしくない」と言いながらでも、紙パックの牛乳が飲めるようになります。
私の師匠も子供の頃は、デパートの食堂でしか、ざるそばを食べたことがなくて、食べると頭が痛くなっていたそうですが、蕎麦の名店で矯正的に食べさせられて、初めて蕎麦を「おいしい!」と思ってからは、デパートのまずい蕎麦を食べても、頭が痛くなることは亡くなったそうです。
食は性格をつくりますから、食べ物の好き嫌いが激しい子は、人間の好き嫌いも激しくなります。
人の好き嫌いがあるのに、人の上に立てることはありません。
好き嫌いは、あってもひとつかふたつ程度で、人の前では嫌いでも食べるということができないと、それだけで判断されて損をすることになると思います。
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