占いコラム
風水
2020.05.20
風水のあまり聞けない話【14】
お墓の建て方は、多少土地が使える場合は、個人墓と代々墓を建てますが、1本しか建てられない場合は代々墓で済ませます。 私どもが指導する場合は、個人墓は50年ももてばいいので、安い輸入石を勧め、代々墓は200〜300年は使いたいので国産石を勧めます。
お墓を建てるとなりますと石材店に頼むことになるのですが、普通の人は、お墓に対しての知識がありませんから、ほとんど石材店の「言い値」になってしまうようです。
石だって国産・輸入といろいろあるのですが、見分けられる人はまずいません。
私の師匠は、石材店に指導することになったので、何度も石を見て教えてもらいましたから、見分けられるようになったそうですが、普通の人にはまず無理だと思います。
国産の石は高く、輸入の石は安いわけです。
素人でも二つを並べてみれば結構わかるのですが、1本ずつ観てわかる人は、プロでもあまりいません。
違いは何かと言いますと、石の目なのです。
国産の石は目が詰まっていますから湿気が入りにくく、輸入の石は目が粗いので湿気が入りやすくなっていて、30年もしたら石にムラができてきますし、欠けてきやすくなります。
本当のことを言いますと、これは「輸入が悪い」という話ではなくて、海外で日本では使い物にならないような石を切り出して、墓石にまで加工して、日本に送って、それでも国産の石を切り出した状態よりも安いという、コストの問題なのです。
それでも結構な値段をつけるのでビックリしますが。。
「じゃあ、安いところに注文すればいいじゃない」ということになるのですが、自分の土地ならそれもできますが、新しい墓地を作るには、いろいろ制約もあって難しくなっていますから、代々、自分の家の墓が建っているような土地でないと、実質は不可能なわけです。
墓苑というのは、お寺から名前をもらわないとできない法律がありまして、それが名前を貸すだけのことで異常に高い(数億円)ので、安い山に作っても墓苑にするためには想像を絶するお金がかかりますから、墓苑の運営業者は石材屋を指定業者として参加させて、その業者以外の墓は建てさせないようにするのですが、石材店もその経費を転嫁させなければいけないので、高額の墓を売るとか、中国産の石を国産と言って売るとかいうことになるわけです。
1番いいのは「業者の指定なし」という墓苑を探すか、交渉することなのですが、その際にはご相談ください。
お墓の建て方は、多少土地が使える場合は、個人墓と代々墓を建てますが、1本しか建てられない場合は代々墓で済ませます。
私どもが指導する場合は、個人墓は50年ももてばいいので、安い輸入石を勧め、代々墓は200〜300年は使いたいので国産石を勧めます。
墓に刻む文字もデタラメが多いのですが、刻みかたひとつで(風水ですから)家の将来に影響することもあります。
お墓に金属を使ってはいけません。
玉砂利に角ばった石を使うと(風水ですから)内臓の問題が出るようになります。
こういったことはいろいろあって、数年前も地方から来た人が「やめておきなさい」というのに、石材店の言う通りの墓を建てて、私の言った通り、高校生の娘さんのお腹が大きくなった人もいます。
私は、そういう人と知り合ったら、「娘さんは元気そうだから、子供は早くできるよ」と言ってあげるくらいの礼儀はあります(ここ笑うところです)。
お墓については書けばキリがないのですが、人生で1回の買い物ですし、心配な方はご相談ください。
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