占いコラム
健康
2021.09.19
鬱を考える
若い時に何人もの男性と肉体関係を結んだ女性は、中年期に鬱になることがありますが、これは病気ではありませんので、薬は効かないので厄介ですよ。
昨年から気になっておりましたが、鬱(うつ)のご相談が増えてきました。
昨年からの新型コロナウイルスで家にいることが多くなっていることも原因ですが、鬱についてちょっと考えてみたいと思います。
鬱には2種類ありまして、先天的になりやすい人と、後天的な原因でなる人がいます。
先天的になりやすい人は、日・月・年の十二支の組み合わせで「害」が算出される人です。
こういう人は、生まれつきストレスを溜めやすいので、注意が必要です。
厳密に言いますと、後天的になりますが、月とか年で廻ってくる十二支の組み合わせで「害」が算出されて鬱になる人もいます。
もうひとつは、宿命通りに生きていないとか、親にまったく違う人生を強いられたりしますと、エネルギーが正しく消化(昇華)されないので、エネルギーが不完全燃焼を起こして、煤が溜まったような状態になり、鬱の原因になることがあります。
例えば、スポーツの才能があるのに、親が教育熱心で、子供に勉強を必要以上に強制したときです。
こうなると、スポーツという才能は不完全燃焼が起こり、勉強という才能は、無いのに稼働させなければいけないので、無理がくるというダブルパンチになります。
ただし、これは勉強が好きか嫌いかということとは別問題ですので、混同されないようにしてください。
もうひとつ付け加えますと、陰転という問題がありまして、例えば「石門星」があると「協調性がある」という意味になりますが、さまざまな環境要因によって、反対に「孤独になる」というように、石門星の裏の意味が出てしまっていると、「陰転」といって、内側に籠るようになり、ひどい時は布団から起き上がれないくらいになります。
こういうところをみますと、「精神と肉体は一致している」ということが、よくわかります。
宿命には残酷なところがあって、強い星を持っている人には「越えられるはずだから」と大きな問題が降りかかるようになっていて、それから逃げれば、やはり陰転して鬱になってしまうわけです。
いずれにせよ、鬱という精神的な苦を克服するには「陽転」させるしかないわけですが、「陰転」している人は「陽」の行動自体に抵抗してきますから、余計に厄介です。
しかし、鬱は早く解消しておかないと、一生の問題になりますから、人生を棒に振ることになります。
鬱にならないようにすることは、習慣を身につけることが一番の薬だろうと思います。
それと、若い時に何人もの男性と肉体関係を結んだ女性は、中年期に鬱になることがありますが、これは病気ではありませんから、薬は効かないので厄介ですよ。
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