占いコラム
天中殺
2023.02.05
「子供が好き」の落とし穴
自分が、レベルが自分より低いと認識して、さらに天中殺で結婚すれば、これくらいのことがあるのは当たり前なわけで、それを改善することはできません。 そして、わかって行った行動の結果を変えることは難しいのです。
先日、ある女性が相談に来ました。
子供の登校拒否のご相談でした。
その人が初めて相談にきたのは、まだ独身時代で、その相談内容は「パートナーに巡り会いたい」だったのですが、連れてきた人の紹介では「子供好きで、いい子なんです」ということでした。
私はピンとくるものがあったので「『子供好き』はいいのですが、子供や子持ちのお母さんとか、子供を介さないと付き合いはないのではないですか?」と訊きましたら「そうかもしれない」ということでした。
実際にお会いしてみると、その通りの人でした。
こういう人は「子供好き」といえば聞こえがいいのですが、実は、自分より弱い人としか付き合えないのです。
だから自分と同格以上になるパートナーと出会っても、付き合いは生まれないわけです。
私はその人に「よく考えてみてください。これまでの人付き合いは、そうなっているはずだから」と言いましたら、怒って帰ってしまいました。
その後は、結婚が決まったとの連絡がありましたが、20代後半の女の子の相手は、40過ぎのバツ2で、2人の子持ちの男性で、結婚式は天中殺月でした。
私は「20代の子が、わざわざ結婚する相手ではないし、天中殺だからやめておきなさい」と言ったのですが、「またケチをつけられた」と怒られました。
結婚後に子供ができて、今回の相談は、その子が小学校に行かなくなっているということでしたが、「そういう可能性があることはお伝えしておきましたし、これは、わかっていてした行動だから変えられません」と言いましたら「ひとでなし」と言って、また怒って帰られました。
自分が、レベルが自分より低いと認識して、さらに天中殺で結婚すれば、これくらいのことがあるのは当たり前なわけで、それを改善することはできません。
そして、わかって行った行動の結果を変えることは難しいのです。
そういうことを甘くみた結果なのですが、代償は大きかったようです。