占いコラム

運気

2020.03.31

結婚運①

「どうしましょう?」と言っていましたが、私はろくにデータも観ないで結婚を勧めました。 彼女が変化してから(1回目の結婚は天中殺でした)出会った人なので、「良い出会いに違いない」と思ったからです。 一応、責任がありますので、後からデータを出してみたのですが、相性もバッチリで、時期もバッチリでした。

独身の女性は、彼氏との出会いを求めて、パワースポットとか縁結びの神社に出かける方も多いと思いますが、結構付き合い方を間違えていることがあるようです。

「神様にお願い」ということなのでしょうけれども、それには礼儀が要ると思うのです。
神様は、お願いだけしても、そう簡単にはいうことは聞いてくれないということです。
つまり「あなたは、どれだけの努力をしましたか?」ということです。

ほとんどの方は「頑張っています」とは言うけれど、何を頑張っているかわからず、「彼氏が欲しい!」と思っているだけという人が多いのではないかと思います。

例えば、パワースポットや神社には行くけれど、普段の生活は何も変わらない人がいたとします。
会社と家の往復で、男性と出会うチャンスがない日常を何も変えないのに、パワースポットに行って、「彼氏ができたらデートに着ていこう」なんて言って、新しい服を選んでも、そんなことでは彼氏はできないということです。

私は、恋愛の相談に来られると、まず家(部屋)の風水を整えてから、祐気取り(吉方旅行)に何回か行ってもらうようご指導します。
そして祐気取りを繰り返している間に「その服はNG」「そのメイクはNG」「その器量ではNG」とアドバイスをします。
そういう努力に結婚運をくっつけるのです。

神様は忙しいので、自分で努力していない人は、嫌うといいますか、気にも留めていないのです。
どうも、いろんな人の経験を観ていると、神様の考え方がなんとなくわかるような気がするのです。
それは、神様は、いつか人間に、自分に近づいてほしいと思っているということです。

もし私が神様で、人間を作ったとしたら、そう願うからです。
そして神様との距離を縮めるには、まだまだ努力が必要なのです。
だから、神様は怠け者は嫌うのです。

ある女性の話をしましょう。
その方は、35歳で金遣いの荒い亭主と別れました。
子供の将来を守るためです。
その離婚の相談を受けたことが出会いなのですが、その方は「もう男なんてこりごり。これからは、子供のためだけに生きる」と言っていたのですが、「そんなに決めつけない方が良いですよ」とお伝えしておきました。
この方は素直で、アドバイスはなんでも聞くので、本人はあまり気づいていないようですが、至る所に変化が出て、初めてみた30代よりも、40代半ばの方が魅力的になっていたからです。

「そろそろかな」と思っていた頃、仕事で出会った中小企業の社長さんからプロポーズされて、びっくりされておりました。

「どうしましょう?」と言っていましたが、私はろくにデータも観ないで結婚を勧めました。
彼女が変化してから(1回目の結婚は天中殺でした)出会った人なので、「良い出会いに違いない」と思ったからです。
一応、責任がありますので、後からデータを出してみたのですが、相性もバッチリで、時期もバッチリでした。

1番良かったのは、シングルマザーになって、大学進学を諦めていたふたりの男の子に、大学に行ける道が開けたことです。
子供には罪はありませんからね。

どうです?神様は本当にいたでしょう?

ご本人も焦っていなかったので、いろいろな努力をさせたのが良かったようです。
神様は、努力する人がいると、つい手を貸したくなるのですよ。

ここでポイントをもうひとつ。
この女性は、2度の結婚をしたわけですが、相手は最初の方が、はるかにイケメンだったそうです。
でも「今のまま、もしあの頃に戻ったとしても、あの人は絶対に選ばない」と仰っておりました。
「男というか、結婚相手は、そんなことで決めてはいけない」ということがわかったのだそうです。

現在は、ふたりの子供も就職して、幸せな結婚生活を送っているそうです。

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