占いコラム

風水

2020.06.24

風水のあまり聞けない話【特別号】

ガンで苦しんで亡くなった方がいると、その家系に必ずガンが続きます。 医学が進んで、環境はよくなったのに、ガンは30年前の3倍に増えたのも、年忌をやっていないからです。 死者の苦が消えていないのです。

『風水のあまり聞けない話』で「供養」の話をしましたが、補足しておこうと思います。

 

ある家の病気や怪我が「頭」の場合やガンなど、時期が「天中殺」と「あの世に繋がる星」が出る場合、あるいは誰かの年忌の場合は、原因として先祖を疑います。

「先祖を疑う」ということは、「供養がきちんと行われていない」ということです。

年忌の場合は、その年忌を行っていない先祖と、同じ病気になることもあります。

 

師匠の地元で、目の奇病になって、大学病院から「2年以内に失明」という診断を受けた中学生がいました。

よく行く家だったので、まず家相をチェックしたのですが、原因はありませんでした。

生年月日から判断できる身体の弱点でもありませんでした。

 

「目の病気」で亡くなった人がいないか調べてもらったときに、その子のおばあちゃんの態度がおかしかったので、「おばあちゃんが嘘をつけない日」に、もう一度聞いてもらったら、実は、おばあちゃんは再婚(誰も知りませんでした)で、以前結婚していた時の夫が、名古屋で空襲を受け、左目を撃ち抜かれて亡くなったそうです。

その方は、天涯孤独だったし、おばあちゃんは最初の主人が亡くなって、すぐに再婚したので、最初のご主人の年忌は誰も行っていなかったことがわかりました。

その子の目の病気は、おばあちゃんの天中殺で発病していました。

おじいちゃんは戦死になりますので「戦死者の供養」を行ったら、孫の病気は治りました。

前のご主人は血が繋がっていませんが、先祖が頼れるところは、ここしかなかったわけです。

 

ある地方で師匠が講演会をしたときに、Q&Aで「ご主人が何回か頭の怪我をし、3人の子供も5回骨折している」という話を聞き、「先祖」と「骨折」は同じ星で、どちらも北西なので調べたら、子供の骨折を含め、すべてご主人の天中殺と、ご主人の星が北西に入ったときに起きていることがわかりました。

つまり、天中殺といい、すべて「先祖」という意味になるので、「年忌はやっていませんね」というと、「なんですか、それは?」ということでしたので、わかりますよね。

 

「今まで、ずっとやっていないのに、『明日から、お墓に行きます』では済みませんよ」と言っておいたのに、何もせず2年間が過ぎました。

そうしたら、2年経った夏に、「ご主人が脳内出血で危ない」という連絡が入りました。

師匠は「何を期待しているのか、だいたいわかるけど、損傷した脳は元には戻せませんよ」と言ったのですが、「なんでもいいから力を貸してくれ」と言われ、「期待しないでください」と言いながら、できる限りの風水的処置をしたら、引かないはずの脳の中の血が引き始め、自発呼吸が再開し、目を開けることはありませんでしたが、それから5年間生きました。

その月に亡くなると医者に言われていたわけですから、奥さんは「生きていてくれるだけでも良かった」と納得されましたが、「言われる通りにしておけば良かった」ということは悔やまれました。

 

このように、現象は、ある日突然やってきます。

後悔して元に戻るならいいのですが、そうなることは、自分がすでに聞いているわけですから、自分が自分を責めることになります。

本当に、予想もしなかった(忘れた)頃に、現象は現れるのです。

死者が原因の場合は、現象の起きる時期の可能性を挙げることはできても、いくつもありますから、断定することは不可能です。

 

2代続けて年忌をやっていないと、3代目の子の命式(生年月日から算出されるデータ)には必ず「年忌をやっていない」という目印が現れてきます。

ですから、年忌をやっていないことがわかるのです。

自殺はもっと悲惨で、3代か4代下に、必ず自殺の可能性を命式に持った子が生まれるので、過去に自殺者がいたことは、聞かなくてもわかります。

その目印を持った子は、自分が自殺するか、他人を傷つけるかの、どちらかをやります。

 

ガンで苦しんで亡くなった方がいると、その家系に必ずガンが続きます。

医学が進んで、環境はよくなったのに、ガンは30年前の3倍に増えたのも、年忌をやっていないからです。

死者の苦が消えていないのです。

年忌が直接の原因ではありませんが、いじめる子も、いじめられる子も、年忌はやっていません。

 

「先祖の祟り」ではありません。

先祖は、早くこの世の苦を捨てて、魂の浄化をして、生まれ変わりたいだけなのです。

しかし、死んだ人の供養は、生きている人にしかできませんから、生きている人に「訴えてくる」ことが現象として現れるわけです。

 

その証拠に、私どもの依頼者の皆さまの家庭では、高齢の場合(それも数えるほど)を除いて、働き盛りにガンや事故など起きていません。

武蔵野算命塾のコラムをお読みの皆さまも、後で後悔することのないようにされてください。

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