占いコラム
先祖供養
2022.08.01
先祖供養で大事なこと②
大きな声でなくても構いませんが、腹に力を入れて、ゆっくりと話すのがコツです。
先祖供養で大事なことは、形式的に行事として済ますのではなく、心を通わせるということです。
先祖は仏壇やお墓にいるわけではありませんが、仏壇やお墓には来てくれます。
そのときに「お願い」ばかりしないで、先祖に語りかけてみてはいかがでしょうか?
「おかげさまで、みんな元気にやっていますよ」とか「暑いですね、そちらの水は冷たいですか?」とかいうことを、実際に口に出して語りかけるのです。
大きな声でなくても構いませんが、腹に力を入れて、ゆっくりと話すのがコツです。
早口で喋っても伝わらないようです。
写経を使うと、先祖が聞いているということを、目で確かめることができます。
そのときに大事なことは、先祖のこの世の記憶は、亡くなったときで止まっておりますので、亡くなった後に生まれた人が来ていれば、先祖に紹介してあげることです。
「これは私の子供の○○ですよ」とか教えてあげますと、先祖は理解しますが、そうでなければ「あれは誰だろう?」と不思議に思うそうです。
口に出した言葉は必ず伝わりますから、先祖は喜んでくれます。