占いコラム
先祖供養
2022.08.05
先祖供養の意味

私どもが教わった方法で”供養”しますと、確かに、普通では起きないことが起きますので、「供養が通った」と解釈しているわけです。
何か先祖に問題がありますと、事故でも病気でも同じことが繰り返されていくことがあります。
これは、そういう苦しみを持った先祖が、成仏していないからと考えるのですが、こういう因縁を取り去るのが”供養”なわけです。
師匠の家が檀家になっている宗派では、「人は死んだら、みんな仏になる」ということを「成仏」と言っているそうですが、それならあの世は仏だらけになって、次に生まれてくる人間などいなくなります。
大師匠が師匠に「もう人間に生まれてくるのはやめないか?」と仰ったことがあるそうです。
「宿題があるから生まれてくるわけで、それなら今生(こんじょう=この世)でやるべきことは全てやって、2度と人間界に生まれてくることがないようにしよう」と仰りました。
師匠が理由を尋ねますと「人間界は苦の連続だからね」と答えられたそうです。
仏教用語では、この世は”苦海”と呼ばれます。
だから、この世に生まれてくるとき、赤ちゃんは泣き、穏やかなあの世にかえるときには、眠るように去っていくと説きます。
全員が仏になるのなら、人間界に生まれ変わる魂はないことになりますので、矛盾が生じるわけです。
私の知人が、北陸の有名なお寺(本山)で、「葬式をしたら成仏できて、しあわせになれるのですか?」と訊いたら、「あれは仏さまの弟子にしてもらう宗教的な儀式であって、仏さまの弟子になったからといって、成仏できるわけでもないし、しあわせになれるわけでもない」と言われたので、「じゃあ、どうやったら成仏できるのですか?」と続けて訊きましたら、「そんなわからないことを訊くな!」と言われたそうです。
日本でも有数のお寺がこう答えたわけですから、そのあたりのお寺が成仏の仕方を知っているわけはありません。
実は、この知人は、この宗派の若い修行僧なので、本山も答えたのでしょうけれども、一般の信者の前では絶対にしゃべらない話だと思います。
師匠の家の宗派なら、「一心不乱に念仏を唱えれば、成仏できる」とお経に書いてあるくらいだそうですから、平気で嘘を言うでしょう。
師匠は「この本山は正直だな」と思われたそうです。
「うちのお父さんは、確かにガンで亡くなったけど、きちんとお葬式はしたし、お墓参りにも行っています」と反論される方がいるのですが、そんなことは誰でもやっているわけで、”供養”とは違います。
”供養”というのは、亡くなった方が持った「痛い」とか「こんなはずではなかった」とか「苦しかった」とかいう、この世の苦しかった想いを消してあげることです。
なぜなら、こういう想いは現世(げんせ=この世)で持ったものなので、あの世には持っていけませんから、結局、それに縛られるということは「あの世に渡れない=成仏できない」ということになるのです。
現世で持った苦は、早く取り去って忘れないと、苦がないはずのあの世には渡れないというわけで、そうなりますと次の段階である来世(らいせ)に生まれ変わることもできないことになります。
そうなりますと、現世の苦はずっととれず、成仏はできないわけで、亡くなった人の”供養”は生きている人間にしかできず、先祖は苦しみを現世に訴えてくるので、現世の子孫がその影響を受けて、同じようなことになるわけです。
ですから、ガンや自殺の家系に同じようなことが続くのは、このメカニズムですから、”供養”をしてあげないと、個人も苦しむ+子孫も苦しむということになってしまいます。
そして、そういう苦を抱えたまま、幸せな彼岸(あの世)を送れるはずはないので、その影響を受けた子孫の今生の華も咲かないことになります。
そういうものを全てカバーするのが”先祖供養”なのですが、お坊さんに頼んでも、ただお経を一巻読むだけなので、そんなものでは何も解決しないわけです。
”供養”には、きちんとやり方があるのですが、公開されているわけではないので、お坊さんでも知らない人が多いのですが、”供養”の世界には「普通、起きないことが起きたら、供養が通ったと思え」という言葉があって、私どもが教わった方法で”供養”しますと、確かに、普通では起きないことが起きますので、「供養が通った」と解釈しているわけです。
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