占いコラム
子育て
2023.05.09
子供の自殺者が史上最高

占いでは、自殺の可能性がある子は分かりますので、気づいたときは注意してあげるのですが、信じたくないのか、信じられないのか、過去にそういう話をしても、改善に踏み切る人はいませんでした。
先日「子供の自殺者が史上最高」というニュースを知りました。
社会全体の自殺者数は、バブル後の不況と、リーマンショックが重なった頃が最高なのですが、20歳以下でみれば、毎年史上最高を続けているというということでした。
そういえば、去年も同じことを聞きましたので暗い気持ちになったのですが、「小学生の自殺が200人以上」ということは初めて聞きまして、より暗い気持ちになりました。
”人生100年時代”がこようとしているときに、生まれて10年の子供が、自分で命を絶っているわけですから、痛々しい気持ちになりました。
占いの世界では、こういう時代が来ることは、1990年代から言われていたのですが、それが現実になってしまったわけです。
自殺は一度起きますと連鎖しますので、この「史上最高」が「さらなる史上最高」につながりますから、そこが心配です。
しかし「連鎖」といっても、今年自殺者が出たから来年出るのではなく「50年以上経ってから、ひとつの家系で自殺が繰り返されるという連鎖」ですから、わかりにくいわけです。
つまり「自殺家系」が増えていくということなのですが、自殺が増えたことにより自殺だけではなく、小学生の自殺の原因は、おそらくいじめで、いじめも史上最高を更新しているわけですから、いじめによる自殺もさらに増え続けて、自殺者はさらに増えるというわけです。
占いでは、自殺の可能性がある子は分かりますので、気づいたときは注意してあげるのですが、信じたくないのか、信じられないのか、過去にそういう話をしても、改善に踏み切る人はいませんでした。
しかし、信じようが信じまいが、起きることは起きるわけですから、実際に自殺が起きて「あんなことを言うから自殺した」とか「もっと強く言ってくれれば、改善をやっていた」と言うお門違いの恨み言を言うような方がほとんどです。
よく覚えておいてください。
自殺というのは、突発的ではなく、必然的に起きるのですよ。
子育て の関連記事
-
キレる子供
「この先生達は、偉そうなことばかり並べて、現場に行っていないんだな」と思いました。 現場はこうなのです。 理想ではないのです。 それがわかっていないから、こういう馬鹿な発言をするのです。 子育ては、学芸会ではなく真剣勝負なのです。
-
問題のある家庭の共通項
長年こういう仕事をしておりますと、こういう共通項に気づいてくるのですが、問題のある家庭は、他人の家庭と比較することはないし、ましてや親の育て方の問題になどしたくないわけですから、自分なりの根拠のない理屈のせいにしてしまいます。 人間は環境の動物ですから、環境を変えれば変わります。
-
子供の「わかった!」
お母さんの「ダメ!」に対して駄々を捏ねる子と、それを一生懸命言葉で説明している親の光景を見かけますが、あれはほとんど無駄です。 ましてや「友達のような親子」なんて、楽しいのかもしれませんが、人間形成には邪魔になるだけです。
-
子育ての失敗①
天中殺の結婚は、必ず良い状況は作ってくれませんから、その中に子育てが含まれても、なんの不思議もありません。 親の結婚の問題は、自分たちだけではなく、子供にまで影響してきます。