占いコラム
運気
2020.07.11
陽転するには
こういうことを続けていると、自分の「陽に向かう姿勢」のようなものができてきます。 そして、現実の方法論を見つけたとき、一気に陽転するというわけです。
この世には、陰と陽の性質があります。
理想的なのは、陰と陽の調和が取れた中庸という状態なのですが、体質的に中庸になっている人は少なく、どちらかに傾いていることが普通です。
体質的には「陰性」「陽性」という言い方をするのですが、これが生き方とか性格になると、ちょっと変わってきます。
陰の状態は、暗い、笑えない、消極的、否定的などですから、体型・体質には関係ないわけです。
ある部分だけ陰というのは、あまりなくて、最初はそうでも、やがて全体的にその状態に向かっていきます。
これを「陰転」と言います。
運が悪い人が、明るく積極的なことはありえないわけですから、陰転しています。
ベクトルは右肩下がりになっていますので、何をやっても陰の状態になることになります。
そうなると、体温までも下がってきます。
成功者と握手をすると、痩せていても暖かいことに気付くと思います。
それは性格も、行動も、陽の状態になっているからなのです。
「陰転」の反対を「陽転」と言いますが、運気を変えるためには陽転させる必要があります。
時々、この話をすると「陽転できるように、頑張ります!」と意味不明に元気になって、帰ったら昨日までの生活を繰り返して、また陰転してしまう人がたくさんいます。
陽転させるためには、気持ちだけでは無理なのです。
なぜかと言いますと、慣れていないので、元の状態に戻る方が楽だからです。
陽転するためには。まず食べ物を変えましょう。
身体を冷やす食べ物はカットすることです。
次に、アクティブになることが大事ですが、これは軽い運動を取り入れることがよろしいでしょう。
苦しい運動は、楽しんでこなせば陽ですが、「苦しい」と思って毎日耐えていると陰になります。
やったり、やらなかったりするよりは、むしろ毎日午前中の決めた時間に散歩をしたり、体操をしたり、読経をすることが効果があると思います。
これはお釈迦さまが「行は苦行ではなく安楽行」と言われたことに通じています。
「続かない努力など意味がない」ということです。
歩くときは胸を張って、ちょっと遠くを見て、早足で歩きましょう。
この姿勢で歩くと、暗いことを考え続けるのは無理なことに気づきます。
暗いことを考えると、速度が落ちたり、姿勢が悪くなったりするからです。
ジョギングなら、もっと効果的です。
こういうことを続けていると、自分の「陽に向かう姿勢」のようなものができてきます。
そして、現実の方法論を見つけたとき、一気に陽転するというわけです。
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