占いコラム
子育て
2020.08.11
先祖を想う心

そういう子の家庭の子は「親の言うことを聞かない」「親を尊敬していない」わけで、そういう家はお墓参りに行っていない、年忌供養をやっていない家に多いのです。
「今年は子供の相談が来ないな」と思っていたのですが、先日久々にそういうご相談が来たのでお話をしていましたら、今年も相変わらずそういう子は多いのですが、新型コロナウイルスの影響で学校の休みが多かったのと、すぐに夏休みに入ってしまったので、親が目を背けることができたというのが真相のようです。
考えてみれば、コロナウイルスにそういう問題を解決する力はないわけですから、当たり前と言えば当たり前なのですが。。
本当は、こういう時期にこそ、解決しておかなければいけないと思うわけなのですが。
いじめや非行や登校拒否には、それぞれ原因があるのですが、あまり病的な原因でやっている子はほとんどいなくて、「いじめたら面白いだろう」とか「親を困らせたら言うことをきいてくれる」だろうから始まったことが、やっているうちにだんだん本物になってきた、と言うのはほとんどのような気がします。
そういう子の家庭の子は「親の言うことを聞かない」「親を尊敬していない」わけで、そういう家はお墓参りに行っていない、年忌供養をやっていない家に多いのです。
お墓参りや年忌供養が、子供の原因ではないのですが、そういうことを大切にしている家の子は「亡くなった人の成仏を願う→先に死んでいった人の幸せを願う」という心ができます。
人間の脳というのは、ものすごく不器用なので、そうすると、やがて「→先に生まれた人の幸せを願う」ようになりますから、親や先生に逆らわない、先輩を大事にする心が育つわけです。
事実、先祖を大事にすることを家族で行っている家には、いじめも登校拒否もありませんし、私がそういう相談を受けたら、お墓にいくことから始めさせます。
よく「先祖供養をやっている家は成功する」と言われるのは、そういう心が育ってくるからなのです。
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