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2021.04.19
「時」と「とき」

努力をして”時”を待ちなさい。努力が形になるためには”時”がかかります。
私たちは、人生という時間を生きています。
人間は1分間に5回、息を吸い、5回、息を吐きます。
亡くなるときに人間は、最後に息を吸って亡くなりますが、生まれる時は産声をあげて、つまり息を吐いて生まれてきます。
私たちは、息を吐いているとき「生きている」という証があるのです。
これを「吐息(とき)」と言います。
吸って吐いて、1分間の息は10回ですから、これを「十息(とき)」と言います。
「十息」は「吐息」にもつながります。
また、「十息」は「1と0」ですから、「一気」になります。
人生は「一気」の連続なのです。
ですから、人生を変えようとすれば、その一気を変えるために、一気に変える必要があるわけです。
かつて、アメリカ合衆国建国の父ベンジャミン・フランクリンは「Time is money(時は金なり)」という言葉を残しましたが、「Time is Life(時は人生)」なのです。
悲しいことに、人間にとって時間は有限です。
私たちには、限られた時間しかなく、いつ終わるのかはわからないのです。
私の師匠の、そのまた師匠が仰いました。
「ボケッとしていてはいけません。勉強をし、自分を高める(変える)努力をしなさい。努力をして”時”を待ちなさい。努力が形になるためには”時”がかかります。人生なんて、あっという間です。この人生が終わったところから、次の人生が始まるのです。すべては、次の人生のためなのです」
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