占いコラム
コラム
2019.12.11
そもそも占いは

まずは王の命令で、自然法則を読む技術が開発されました。 「そんなことが出来るのか?」と思われる方も多いと思いますが、きちんと勉強していれば当たり前のことで、出来ない占い師が多いだけです。 事実、私どもは東日本大震災も当ててしますし、ここ数年の土砂災害も当てています。
最近の巷の占いを見ておりますと、恋愛占い一辺倒のようです。
雑誌やテレビなどで特集するときも、この話題が中心のようですね(たまに風水らしきものとかも見かけますでしょうか)。
実際のご相談を受けますと、仕事や進学など様々なのですが、「世間一般」という捉え方をしますと、どうも恋愛占いということに落ち着きそうです。
以前はそうでもなかったのですが、いつからか、特に若者のテーマは恋愛中心のようです。
それだけ平和なのか、それが悪いとは言いませんが「でも、それだけでは…」という感じです。
そもそも占いとはどういうものだったのかを、考えてみたいと思います。
東洋占いが誕生したのは古代中国です。
その頃は、民衆中心ではなく、皇帝中心の世の中でした。
王室が栄えれば、そのおかげで民衆も(栄えるというよりも生きられる)という時代でした。
気候は厳しく、一度川が氾濫したり、飢餓が発生すれば、何万人も死んでしまうような時代だったので、自然の動きを読む必要がありました。
そこに生まれたのが占いだったのです。
まずは王の命令で、自然法則を読む技術が開発されました。
「そんなことが出来るのか?」と思われる方も多いと思いますが、きちんと勉強していれば当たり前のことで、出来ない占い師が多いだけです。
事実、私どもは東日本大震災も当ててしますし、ここ数年の土砂災害も当てています。
やがて、中国が統一をめぐって戦乱の世になりますと、占いが兵法に応用されるようになりました。
当時の戦いは大砲も鉄砲もなく斬り合いでしたから、兵の数が多い国が圧倒的に有利でしたが、三国志に登場する(事実です)諸葛亮孔明が、初めて兵法の中に占いを導入し、5万の兵で85万の大軍を打ち破りました。
中国では、そういう歴史があるので、要人は生年月日を明かさないことがほとんどで、明かされているのはほとんど嘘です。
政敵に読まれて失脚するからです。
さて、皇帝の世が去ると、民衆中心の文化になり、占いも「個人の繁栄」にテーマが移ってきました。
その中に、当然恋愛占いも含まれるのですが、日本ではかなりそちらに偏ってしまったようです。
個人も社会の一部であり、皆さんの夢が社会の未来に通じることも事実ですが、異性問題一辺倒というのは、そろそろ辞めませんか?
人生にはもっと大事なことも、いっぱいあるのですよ。
占いは、どんな問題であれ、あなたの判断の味方をしてくれるはずです。
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