占いコラム
コラム
2022.03.05
世の中の占い教室(学校)
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ネットで探したりしますと、占いで生計を立てているという人を見ることはありますが、そういう先生にわからなかった問題が、こちらにまわってきたのには笑いました。
私どもは勉強会も主催しておりますが、そこにはいろいろな問い合わせがあります。
勉強会の内容は、算命学を主体として、それを現実に当てはめる手段として、九星気学ですとか、風水学を使ったりします。
また、その時々の話題について、占いを使って解説したりして、日常生活への活かし方を学んでもらっております。
勉強会は、占い師を育てる目的ではありませんから、理論よりも使い方に重点を置いております。
勉強会への問い合わせの中に「他の占い教室や学校で勉強した」という方がいらっしゃいますが、特に算命学については、あまり役に立っていないように見受けられます。
「教えている人が、わかっているのかな?」ということが大部分なのですが、例えば算命学なら、”貫索星”の理論はさておいて、「貫索星の人は」みたいな教え方になっていて、それも不十分なので、おそらく聞いた人はチンプンカンプンなのではないかと思います。
実際に皆さん「どうやって使っていいかわからない」と仰っているわけですから。
また、そういうことは基礎中の基礎で、その先にもっと深い世界があるのですが、そんなところは教えている方もわかっていないはずなので、触れないということがほとんどのようです。
不思議なことに、算命学に限らず、占い教室や学校はたくさんあるのに、占いの先生には出会ったことが(師匠・大師匠以外には)ありません。
ネットで探したりしますと、占いで生計を立てているという人を見ることはありますが、そういう先生にわからなかった問題が、こちらにまわってきたのには笑いました。
これは師匠のお話ですが、ある時、名前を言えば誰でも知っている、高名な先生の弟子の家族から相談が来ました。
この先生の言う通りの人と結婚して、言われる通りの家まで建てて、妊娠したら障害のある子が生まれたそうです。
治すことは出来ませんが、原因を教えましたら、思い当たることがあり、ビックリされていたそうです。
この教室では、お金さえ払えば、位がもらえるそうです。
この方が払ったのが○00万円らしいのですが、「何もわかっていない人に、称号を売るのか!?」と、師匠は2度ビックリされたそうです。
またある時、別の会派の先生に観てもらって、不幸なことが起きた家の相談があった時、師匠がアドバイスをしましたら、その先生から「あなたの会派での位は?」と聞かれ、「そんなものはありません」と言いましたら、「そんな素人が答えないでくれ」と苦情を言われたことがあったそうです。
この方は、”先生”でも、”何もわかっていなかった”そうです。
先生と呼ばれ、その会派での位や名前があるにも関わらず”わからない人”と、称号なんてなくても”わかる人”の、どちらが役に立つと思いますか?
世の中には、こういう話は驚くほどに多いのです。
「占い教室で勉強しました」
「占いの学校で位をもらいました」
というのは、このレベルが多いのですよ。
皆さまも気をつけてください。
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