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2021.03.02

人生を変える⑤

先祖という根が腐った樹の枝(子孫)に、花が咲くこと(繁栄)はないということです。

前回の「木の章」に続いて

◎火の章

火というのはエネルギーですから、自分の内在している気を充実させることになります。

気功などは有効ですが、そんなに大それたものを考えなくても、毎日身体を動かしたりすることや、ジョギング、ウォーキングで十分です。

 

ただ問題は、これは「現実の気」であって、自分が生まれたときに背負ってきた「先天の気」も整備しなくてはいけません。

それが「宿命」で、「先祖からもらった気」になります。

 

命式(生年月日から導き出されるデータ)を書いてみればわかりますが、ここに先祖の残した因縁とか宿題や将来、予想される困難がプリセットされている人がいます。

こういうものがあると、自分の人生の重荷になりますし、決して楽ではない人生になりますから、解消しておかなければ、次の代に受け継がれることになり、子供には、自分の苦労も加算されて受け継がれることになります。

 

そういうことを解消するのが「先祖供養」です。

先祖の気を正すことは、自分の気を正すことになります。

 

普通の人は、お墓参りを思い浮かべるのでしょうけれども、それは先祖が正しく供養されている人のことであって、因縁が溜まったり、きちんと年忌供養がされていなかったりすると、そう簡単ではありません。

 

私どもは修行が始まったときに「自分の荷物を降ろしていないのに、他人の荷物は背負えないよ」と言われ、先祖供養の重要性を知りました。

これは占い師だから必要なことでもありますが、普通の人でも、親が子の、夫が妻の苦を解消はできないという意味です。

これには、深い意味があり、ここではあまり詳しくは書きませんが、これを避けて「人生を変える」ということはできません。

 

先祖という根が腐った樹の枝(子孫)に、花が咲くこと(繁栄)はないということです。

つづく

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