占いコラム
コラム
2019.12.10
師走に思うこと
不思議なのは、その結婚はある占い師に観てもらったということは公表しましたが、その人は占い師として一線級の扱いを受けています。 「○○さんを観た占い師」というのが理由だそうです。 私から言わせれば「○○さんの結婚を外した占い師」にしか観えないのですが。。
現在は師走で、毎年この時期は来年度の資料作成に忙殺されております。
個人別運気はもちろん、各業界別の注意点や経済動向、天変地異を含め、社会的な動向や注意点も分析するわけですが、ふと思ったのですが、そういうことをやっている占い師というのは、どれだけいるのでしょうか。
雑誌などを見ても、ほとんどが恋愛占いばかりで、それも「この占いの根拠は何なんだろう?」と疑うものがほとんどです。
不思議なのは、結婚はNGな時期も、恋愛すらNGな時期もあるのですが、「残念ですが、来年は新規の恋愛は我慢して、自分磨きに専念してください」というような記述は、まず見つからないということです。
そうなると当然、本当は恋愛や結婚をしてはいけない人も、当然してしまうということになるわけです。
皆さんがどう思われようと、私は人生最大行事は結婚だと思っております。
後の運気はもちろん、仕事運にも影響しますし、子供の人生まで左右してしまうのです。
もちろん、未婚のままの人生もありますが、望んでそうしている人と、望んだけれども出来ない人は違います。
つまり、恋愛よりも仕事に生きた方が、人生が充実する人や、パートナーがいなくても生きていける人には「無理して結婚はしなくてもいいですよ」とアドバイスはします。
しかし、やってはいけない人も、やってはいけない時期もあるのです。
なぜ、そういうことを言わないのかが、不思議でなりません。
ご相談者が不幸になろうが望まれないことは言わない主義なのか、そういうことはわからないのかは知りませんが、私の実感としては後者がほとんどだと思います。
かつて、名前を書けば誰もが知っている大女優○○さんが結婚した時が、まさにそういう時にあたっていて、結婚式も感動的で、日本中が祝福ムードに溢れている、そんな日に「残念ながら、このカップルは離婚。理由は●●」と書いて、大ひんしゅくを買ったことがありましたが、その2〜3年後で離婚しました。
不思議なのは、その結婚はある占い師に観てもらったということは公表しましたが、その人は占い師として一線級の扱いを受けています。
「○○さんを観た占い師」というのが理由だそうです。
私から言わせれば「○○さんの結婚を外した占い師」にしか観えないのですが。。
その占い師の言い分は「人の気持ちは毎年変化するから」という、小学生が聞いても吹き出しそうなものでしたが(我々はずっこけて大爆笑でした)、それを信じてしまう大人がいるということです。
その人たちにとっては、きっと「○○さんを観た先生」ということが大事なのでしょうね。
実際に、その先生のサイトを見ると、誰も否定しない記事ばかりで、みんなハッピーです(そういうことになっています)。
そういう先生が「いい先生」なのでしょうね。
私は否定もしますし、ダメ出しもしますけれども、そういう「いい先生」に比べてお受けする人数は少なくてもいいから、皆さんを幸せにする先生でありたいと思っております。