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2019.11.26

時を逃すということ

色々な人と話す機会の多い仕事ですが、運がいい人というのは、実にいいタイミングに行動を移しますが、運が悪い人というのは、タイミングそのものをずらしてしまいます。 せっかく力量はあっても、客観的に観ても「それはうまくいかないだろう」という時を選んでしまっているのです。 経験的に観ると、運が悪い人というのは「1年か2年遅れている」と感じています。

「人生にやり直しはきくのか?」ということを質問されました。

答えは「YES」であり「NO」でもあるのです。

つまり、その人の目指しているもの次第であり、その人の根本的なエネルギー次第であり、天の運気次第なのです。
どれが欠けてもいけません。

小さなこと、誰にでもできそうなことは、すべて揃わなくても叶いますし、何度でもチャンスはやってきます。
しかし、そのことも自分次第なのです。

自分にとって、とるにたらないことが他人にとっては一大事ということってありますよね。
器次第ということです。

「器」については、別の機会にお話したいと思いますが、今回は「時=タイミング」についてお話したいと思います。

色々な人と話す機会の多い仕事ですが、運がいい人というのは、実にいいタイミングに行動を移しますが、運が悪い人というのは、タイミングそのものをずらしてしまいます。
せっかく力量はあっても、客観的に観ても「それはうまくいかないだろう」という時を選んでしまっているのです。
経験的に観ると、運が悪い人というのは「1年か2年遅れている」と感じています。

「三国志」に参考になりそうな話が出てきます。
ストーリーは割愛させていただきますが、三国志の中で1番弱小で、地理的にも恵まれていなかった蜀が、天才軍師・諸葛亮孔明を迎えてから連勝に連勝を重ね、王の劉備玄徳が亡くなる頃には最大の強敵・魏をかなり追い詰めます。

その劉備が亡くなる前に、孔明に最後の命令を伝えます。
「息子が王の器があるか見定め、ないと判断した時は、斬ってお前が王になれ」ということでした。

劉備の息子は愚息で、王の器などなかったけれども、自分が27歳のときに軍師として迎えてくれた恩を感じて、その王の息子を斬ることは出来ず、自分は劉備の息子を支える道を選びました。
軍の指揮権は持っていましたから、相変わらず連戦連勝で中国統一が目前となったとき、孔明の師匠が「孔明には天下はとれない。孔明は時を逃している」と言いました。

孔明は劉備が亡くなったときに、息子を斬って王にならなければいけなかったのです。

そこで歪んだ運気というのは、天才風水師であり、天才占い師である孔明をもってしても、覆すことが出来なかったわけです。

魏との最後の戦いで、魏の軍師・仲達(司馬懿)をギリギリのところまで追い詰めながら、大雨によってトドメがさせず、この戦いを機に、これまで魏に一度も負けたことがなかったのに負け続け、最後は病死で悲惨な最期を迎えたのです。

「三国志」は歴史的事実と小説的部分が入り混じっており、「赤壁の戦い(レッドクリフ)」などは事実ですが、この部分が事実かどうかは分かりません。

でも、私には事実のように思えるのです。

そうでないと、「赤壁の戦い」で5万人しかいない呉・蜀連合軍が孔明の指揮によって80万人の魏を破り、その後連戦連勝だったのに、中国統一出来なかった理由が見つかりません。

天才・諸葛亮孔明をしても、時を味方につけなければ、大望を果たせなかったタイミングを、私たちはもっと大事にしなければいけませんね。

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