占いコラム
コラム
2022.07.09
21世紀は宿命の時代
”先祖供養”をきちんとされている家からは、以降に生まれる子に、そういうデータが出てこないので、読み取れなくなります。
師匠が宿命学を教えてもらっていた頃、教えてもらったことが相談者の個人データ表(命式)には現れてこない時代だったそうです。
「こんなことがデータ表に出てくる人なんているんですか?」と師匠が尋ねましたら、「今はあまりいないけど、21世紀になったら、いっぱい出てくる。21世紀は宿命に苦しむ時代だからね」と大師匠に言われたそうです。
当時の師匠は、宿命学の意味もよくわかっていなかったので、大師匠が言われることがよくわからず、「出てこないものを勉強してもしょうがないじゃないか?」と思われていたそうです。
ところが、1990年代の終わりに、初めて生年中殺(天中殺の十二支にあたる年に生まれること)の人をみてから、立て続けに宿命学用語を個人データ表で見るようになったそうです。
たとえば、一番よく目にするのは、結婚や転職で天中殺を使った人なのですが、天中殺の数学的確率は約17%(6分の1)なので、使わない人の確率が多くなっているはずなのに、実際は3組に1組と言われる離婚カップルの9割近くが天中殺を使って結婚しているわけです。
実際には、離婚の相談に来られる人は、ほぼ100%で天中殺ですから、異常なことが起きているわけです。
天中殺の結婚でできた子には、いじめや登校拒否も覚悟しないといけませんが、こういった事態の発生件数が史上最高になるのも、なんら不思議ではないことになります。
ガンもここ数年、史上最高を更新中ですが、医学は進歩して、環境汚染は減っているのに、ガン患者だけは増え続けているのも異常なわけです。
ある家系に、過去にガン患者がいたことも、目の前の相談者がガンになる可能性も、命式を観たらわかります。
同様に、自殺者がいたことも、これから出ることも、命式を観ればわかります。
命式を観ればわかるということは、生年月日にデータとして組み込まれているからわかるのであって、それこそ偶然ではないわけです。
なぜ生年月日に出てくるかと言いますと、過去にガンで苦しんだり、自殺をした人の苦が消えていない(成仏していない)からであって、それを消すのが本当の意味の”先祖供養”なわけです。
ですから、”先祖供養”をきちんとされている家からは、以降に生まれる子に、そういうデータが出てこないので、読み取れなくなります。
宿命というのは、先祖が残した宿題みたいなものですから、これを消せば、宿命の苦も消えますので、そういうものに苦しめられることも無くなりますから、ガンや自殺の危険性も減るということです。
墓参りは先祖供養の一部分ですが、墓参りだけで”先祖供養”をしたことになりませんから、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、天中殺を避けて、先祖供養をするだけでも、人生の苦の大半は防げるような気はします。
コラム の関連記事
-
天皇は精神的な柱
上皇陛下が皇太子時代に「浩宮(現在の天皇陛下)が最後の天皇になるかもしれない」と言われたことが、現実味を帯びてきてしまったように思えてきます。
-
改善してその後
そうなると、また身体の病気とか、心の病気というのが出てくるわけですが、これは人間の不思議な性質なのですが、以前使った手段には耐性ができていて、まったく効果がないのです。 これは薬でもサプリメントでも同じです。
-
独学?オリジナル?
占い師に求められるのは教科書通りの答えではないし、その人の宿命に沿った生き方で、ある人には「親孝行はしなさいよ」ということが正解であったり、またある人には「必要以上の親孝行は不要ですよ」と言わなければならないので、そういうことを考えれば、必要なのは理論よりも、むしろ考え方だからです。
-
宿命にあった生き方
いまひとつ運勢が良くないと感じるなら、まずは持って生まれた宿命を知り、役目を果たす生き方に近づけていきましょう。