占いコラム
子育て
2020.10.30
子育ての失敗②
これは、いつ生まれた誰が住むのかを無視して、家族構成も聞かないで家相を鑑定しているのと同じですから、なんの意味も無いと思います。
子供は母親の分身です。
母親の血液が凝縮されて子供になるわけですから、母親の血液に問題があると、母親以上の症状になります。
そして重要なことは、母親の持っている症状は、母親より早く、そしてひどく現れます。
例えば、母親が10歳からアレルギーだったとしますと、その子は3歳から母親以上のアレルギーということになります。
そして生物の自己防衛のメカニズムによって、子供にアレルギーが出たことによって、母親のアレルギーは多少軽くなります。
最悪なのは糖尿病で、大人でも糖尿病は中年になって現れますが、生まれたときに30歳の血液を持っていたとしますと、10歳もすぎると若年性の糖尿病になります。
その状態がもっと進むと、生まれたときから糖尿病(1型糖尿病)ということになり、この糖尿病は一生治りません。
以前、国立がんセンターの職員が論文で発表したように、糖尿病やアレルギーは、細胞で起きていることは同じなので、免疫システムがまともに働きませんから、エイズやガンの危険性を5〜6倍持った子供になります。
今回の新型コロナウイルスで、日本の若年層の感染が多いのも、この免疫システムの不備と無関係ではないような気がします。
さて、いよいよ子供が生まれると、まず最初の仕事は、名前をつけることです。
私どものところにも「名前をつけてください」という依頼が時々ありますが、「子供の名前は親がつけるものですよ」とお断りすることにしております。
画数別の名前の本も売っていますが、私どもの見解では、名前はあらかじめ考えるものではなく、生まれた子供の顔を見ながら、親が考えるものだと思っております。
いくら良さそうな名前でも、生年月日に左右されない運勢などなく、以前、事件にもなってテレビで放送された事件で、本に書いてある最高吉数の名前をつけたら、その画数が生年月日から導き出される凶数になっていたために、その数字の意味の悲惨な死を遂げたことがありました。
これは、いつ生まれた誰が住むのかを無視して、家族構成も聞かないで家相を鑑定しているのと同じですから、なんの意味も無いと思います。
最近、名前について思うのは、名前を書かなくても済むような時代になってきているので、書かない名前の影響力は、どんどん少なくなっていると思います。
役所から送られてくる書類も、半分くらいは名前も住所も印字されています。
今に、学校のテストでさえも、解答用紙に名前が印刷されてくるような時代になると思います。
そうなりますと、名前の画数は影響しなくなりますが、名前を呼ばれることは、これまでと変わりなく残ります。
つまり「一郎」という影響力は少なくなりますが、「いちろう」という響きは変わらないことになりますから、画数よりも音に影響されるようになります。
これが音霊(おとだま)の世界です。
私どもはこれを使って、音だけで大雑把に性格を占うこともありますが、だいたい当たっているようです。
この時に気をつけることは、画数を生年月日から算出される凶数にしないことと、自然に存在するものから字を借りないことです。
身体の弱い子になるからです。
それから、名前だけでは男か女かわからない名前や、読み方のわからない名前をつけると、社会に認知されにくくなりますから、出世しなくなります。
すでに名前をつけている方もいらっしゃるので具体例は書けませんが、気になる方はお問い合わせください。