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健康

2020.07.09

アレルギー①

粘膜は体中にあり、内側にあるのは粘膜ですが、外側にあれば皮膚と言っています。 ですから、アレルギーは、皮膚でも、目でも、鼻でも起きるわけです。

早いうちに治しておいた方がいいのですが、なかなか治らないのがアレルギーだと思います。

と言いますか、現代は、アレルギーは国民病のように感じます。

あるお医者さまによると、潜在的なアレルギーをいれると、国民の90%がアレルギーだそうです。

 

アレルギーには、陰性アレルギーと陽性アレルギーがあります。

陰性アレルギーというのは、皮膚や粘膜がカサカサになって起きますが、日本のアレルギーの90%は陰性アレルギーだそうです。

陰性アレルギーは、読んで字のごとく、陰性食(身体を冷やす食事)の摂り過ぎによって起こります。

日本人にとって、西洋食はほとんどが陰性食になります。

別に西洋食が悪いわけではないのですが、日本人は体質が陰性なので、陰性の食事を摂り過ぎると「陰性過多=極陰性」になってしまいます。

西洋人は、もともと体質が陽性ですから、西洋食=陰性食を摂っても中和できるわけです。

 

アレルギーというのは、分子矯正医学的にいうと、「粘膜がズタズタになって、異物が侵入しやすくなり、体温の低下によって免疫も低下し、細胞に入った異物を追い出せなくなって、炎症を起こした状態」ということになります。

粘膜は体中にあり、内側にあるのは粘膜ですが、外側にあれば皮膚と言っています。

ですから、アレルギーは、皮膚でも、目でも、鼻でも起きるわけです。

胃で起きれば胃潰瘍、腸で起きれば過敏性大腸炎と言っているわけです。

 

アレルギーになることを、みんながなっているので、あまり深刻に考えない人が多いようですが、まったくアレルギーのない私から見れば、異常な状態ということが、よくわかります。

これは、ノーベル賞をとった先生の論文にあるのですが、「あるペラグラ性皮膚炎を起こした幼児を放って(たいした治療をしないで)おくと、最初は無気力症状が現れ、次に髪や皮膚がカサカサになり、その次に内臓異常が起きて慢性的な下痢になり、最後に発狂するが、ビタミンBとビタミンCを集中投与すると、すべての症状が消える。このペラグラ性皮膚炎とアレルギーを分けているのは、20歳という年齢だけだった」という文章があります。

要は、20歳以下ならペラグラ、20歳以上ならアレルギーと言っているだけだったということです。

つづく

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