占いコラム
風水
2020.04.27
風水のあまり聞けない話【9】
とにかく、知らないということは、お金を巻き上げられる元になりますので、このコラムが皆さまに少しでもお役に立てばいいなと思います。
お墓の風水のお話はまだまだあるのですが、授業ではありませんので、そこの部分はまたの機会に譲りたいと思います。
ここから「先祖」の話をしたいのですが、皆さまにとりまして信じられない話もあるかもしれませんが、すべて私どもが教えてもらっただけではなく、ご相談者に実際に起きた事実です。
最近は、お墓のない家も多く、お墓のアパートみたいなところもありますし、東京のお寺などは、お寺そのものが映像を使ってお墓の簡略化を図っている(実際はお墓はないのに、形式上かなりのお墓を祀っていることになっている)ところがあって、私どもは「お坊さんが、それを推奨して良いのかな?」と思ったりもするのですが、お墓が高すぎるということが原因なので、そこの部分には口をはさめないところがあります。
さらに最近は、男の子が生まれなくて「この代で終わり」という家も多いのですが、それは仕方ないので(その理由はあるのですが)、そういう場合は正しい処置をして、墓じまいをすればいいわけです。
ただし、この墓じまいも、本当のことはわからないのに適当なことを言っている業者や、それとタッグを組んでいるお坊さんがいて、なおさら厄介な問題になってしまうわけです。
NHKでやっていましたが、東京などでは、墓じまいにもお寺が法外な請求をしていて、それが合法だというから、うっかり墓じまいもできず、さらに合祀といって、お寺の経営する共同墓地みたいなところを勧められて、またお金が必要になるという、逃げ場のないことになり、そのことが若い人の宗教離れという悪循環を生んでいるのだと思います。
そういう実情をみると、宗教離れもわかるのですが、それはそれで別の問題を呼んできますので、感心できません。
とにかく、知らないということは、お金を巻き上げられる元になりますので、このコラムが皆さまに少しでもお役に立てばいいなと思います。
私の師匠は、信頼できる墓屋さんを指導しておられますが、そこのお墓はそんなに高くありません。
そうはいってもお墓ですから、それなりの費用はかかります。
石は山から切り出して、何人もの人の手を渡って届けられるわけですし、それを加工する職人もいるわけでして、費用がかかるというのは否定できませんが、「法外な費用」というのが問題なわけです。
しかし「自分を育ててくれた親」のお墓に、多少の出費があるのは礼儀だと思いますし、それを不満に思う人は「私のお墓は建てなくていいよ」と遺言を書いておけばよろしいのです。
風水 の関連記事
-
妊娠中に環境を変えてはいけない
私どもの感触では、特に風水の世界では、まともな先生に巡り会うこと自体が奇跡に近いので、かなり注意された方がよろしいと思います。
-
風水のあまり聞けない話【4】
陰宅とはお墓のことですが、お墓をたてた以上は、行かないとお墓になりませんので、それには「供養」がついてまわります。
-
風水のあまり聞けない話【20】
専門家は、すぐに環境のせいにしますが、果たしてそうでしょうか? 環境が悪かったのは、1970年代の事です。 都会の空は光化学スモッグで曇り、水道からは嫌な匂いがしていました。 東京湾はヘドロがいっぱいで、魚なんかいませんでした。 川が海に流れ込むところは、洗剤の泡でいっぱいでした。 人間の食べているお菓子を与えたら、奇形のサルが生まれたのもこの頃です。
-
風水のあまり聞けない話【特別号】
ガンで苦しんで亡くなった方がいると、その家系に必ずガンが続きます。 医学が進んで、環境はよくなったのに、ガンは30年前の3倍に増えたのも、年忌をやっていないからです。 死者の苦が消えていないのです。