占いコラム
健康
2020.10.15
数字では測れない病気
特定の箇所が損傷していれば病気ですから、薬を飲めばよろしいのですが、脳からはじまって全身の神経の不調なので、薬を飲んだからといって治るものではありません。
秋雨前線の通過により、体調異常を訴える人が多いようです。
症状は、動悸・震えからアレルギー症状まで多岐にわたりますが、これは自律神経の異常によるものがほとんどです。
自律神経というのは全身にあって、いろいろな面に作用していますから、症状は多岐にわたり、どんどん複雑化していくことがほとんどです。
特徴は数字で測れないことですから、お医者さまでもなかなか解決しないことが多いようです。
特定の箇所が損傷していれば病気ですから、薬を飲めばよろしいのですが、脳からはじまって全身の神経の不調なので、薬を飲んだからといって治るものではありません。
「病気」ではなく「不調」ですから、症状は出たり、出なかったりを繰り返し、だんだん症状は重くなります。
原因はわかりませんし、血液検査では測れないので、中年以降でこの症状が出る人は、慣れていないお医者さまには「重度のうつ」と診断されてしまうことが多いようです。
重度の自閉症の子が暴れるのは、季節の変わり目で、実は自律神経の異常を感じていることが多いのですが、そういうことを理解できないお医者さまは、診断に行くたび「様子をみましょう」と言われて、なんの進展もないことになるのですが、季節の変わり目を過ぎると落ち着いてくるので、安心して、また春か梅雨になったら症状が出て悩まされる、ということを繰り返すようです。
お医者さまは、数字で測れない(つまり血液検査に現れない)病気には対処できないし、かといって、何もできない患者を通院させるわけにはいかないので、「様子をみましょう」という決まり文句で、もっと重症化するのを待つわけです。
ところが重症化しても、原因は違いますから、治療をしても(多少は良くなりますが)完治することはなく、ずっと悩まされることになるわけです。
実は、この「数字で測れない病気」というのは、年々増えていて、ほとんど病院では解決できなくて、気がついた時には症状を抑える方が先になって、根本を治すことに至らないようです。
放っておくと深刻な状況になりますので、早めに解決することをお勧め致します。
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