占いコラム
コラム
2020.10.16
宿命のサイン
生年月日に現れるサインではありませんが、身体の左側と頭部に現れる病気・怪我は先祖に原因があります。
先日、師匠から聞いた話で、毎年この時期になると思い出す鑑定があるそうです。
占いの開業をして数年経った頃、どうしてもわからない問題がありました。
それは、ある女性がなぜか次から次へ苦労する問題ばかりに出会うというものなのですが、当時やっていた気学では、問題が起こる時期も内容も説明がつかないというものだったそうです。
当時の師匠は、説明のつかないことは答えないことにしていたので、問題を預かって2ヶ月くらいお答えできないままになってしまっておりました。
それで大師匠に相談しましたら、「これは宿命学を知らないと説明できないよ」と言われたそうです。
基礎を知らなかったので、全てわかったわけではなかったそうですが、説明だけはできていることはわかったそうです。
それが宿命学との出会いだったそうですが、そのときを境に、占いの世界の奥深さに触れたような気がしたそうです。
「なんですか、それは?」と大師匠に言いましたら、「別の学問で、この勉強会は気学の勉強会だったから(まだ教えてないよ)」と言われたそうです。
宿命とは、誰でも必ず持って生まれてくるものです。
その中には、先祖が警告として、生年月日の中にサインを仕込んでいるものがあります。
それは、先祖が私たちに残した伝言のようなものです。
その伝言は、私たちの背負う肉体的・精神的ハンデを教えてくれるものだったりします。
将来、ガンになることを教えてくれるサインもあります。
DVをやる可能性が高いサインもあります。
自殺者がいれば、3〜4代後に自殺のサインがあれば、その子は自殺をするか、人を傷つけるかのどちらかになります。
子供の命式にそういうサインが見て取れたら、早めに対処して、それを消しておいて上げることです。
また、生年月日に現れるサインではありませんが、身体の左側と頭部に現れる病気・怪我は先祖に原因があります。
天中殺の病気や怪我も同様です。
師匠が、10年くらい前に隣の県で講演会をやったとき、Q&Aで、ご主人と息子さんが別々に骨折されたのですが、日時に関連性があったことがあったそうです。
実は、骨折=先祖=六白金星=長男・主人は跡取りなので、先祖の問題だと思い、「これはサインだから気をつけなさいよ」とお伝えしたそうですが、本気にされたのかどうなのか、意味不明に「がんばります」とだけ言われた方が、2年経ったら、ご主人が脳内出血で倒れたそうです。
医者は「このまま助からない」と言ったのですが、家族は諦めるわけにもいかず、師匠のもとへ依頼に来られたそうですが、「間に合うかどうかわかりませんよ」と言って、やれることだけやりましたら、後遺症には苦しみましたが、5年生きることだけはできたそうです。
奥様は「言われた時に、本気で聞いていれば」と後悔されていたそうです。
これはまだ、助かったから幸運で、5年後に亡くなったのは寿命かどうかはわかりません。
しかし、発病した時に医者が「1ヶ月の命」と言ったことは事実です。
助からない人は、圧倒的に多いのです。
こういう事例は、実にたくさんあります。
生年月日にまでサインが現れていれば、それが発現しないことはありません。
そういう忠告を無視するときは(私どもがお伝えしたという意味も含む)、それなりの覚悟を持たれてください。
コラム の関連記事
-
家系の流れには特色がある
星より親の生き方の方が、子供に遺伝していく可能性が大きい場合が結構あります。
-
時を逃すということ
色々な人と話す機会の多い仕事ですが、運がいい人というのは、実にいいタイミングに行動を移しますが、運が悪い人というのは、タイミングそのものをずらしてしまいます。 せっかく力量はあっても、客観的に観ても「それはうまくいかないだろう」という時を選んでしまっているのです。 経験的に観ると、運が悪い人というのは「1年か2年遅れている」と感じています。
-
変えないのなら訊かないこと
時々「他の先生に観てもらいます」という人がいますが、ひとつの事実が、観る人によって鑑定が変わるというのがおかしいわけで、私どもが「過去に外したことがない」というのは事実ですから、私どもと違う鑑定をする人の方が、間違っている可能性が高いわけです。
-
宿命にあった生き方
いまひとつ運勢が良くないと感じるなら、まずは持って生まれた宿命を知り、役目を果たす生き方に近づけていきましょう。