こういうことを続けていると、自分の「陽に向かう姿勢」のようなものができてきます。 そして、現実の方法論を見つけたとき、一気に陽転するというわけです。
当時、師匠の弟子仲間は30人くらいいて、自営業者が多かったそうですが、みんなお金に困っていたのに、これをやったのは師匠だけだったそうなのです。
生まれつき、運が悪い人なんていません。 人間は「こうしたら幸せになれます」とか「こうしたら天から与えられた才能を発揮できます」という「宿命」を背負って生まれてきております。 生まれた時は、みんな一流なのです。
運が悪い人は反対で、時間をかけたのに、結局手を出して、失敗してしまいます。 「なぜそれに手を出したの?」と、こちらから聞きたくなるような話がほとんどです。 そういう人は、知識がないので騙されます。 人を騙すような話というのは、どこかで辻褄が合わなくなっておりますが、それが見破れないのです。
そういうのを「神頼み」というのですが、それは他力本願なのです。 神様って他力本願は嫌いなのですよ。
いくら美人で教養があっても、不幸になる人はいます。 でも、そのそばで幸せになる人もいます。 自分が相手を好きになることは勝手ですが、相手が好きになってくれなければ、まず恋愛も成立しないわけです。 その条件は、容姿や教養だけではないのです。
「どうしましょう?」と言っていましたが、私はろくにデータも観ないで結婚を勧めました。 彼女が変化してから(1回目の結婚は天中殺でした)出会った人なので、「良い出会いに違いない」と思ったからです。 一応、責任がありますので、後からデータを出してみたのですが、相性もバッチリで、時期もバッチリでした。
具体的にいえば、プラス運気の時は働いて、マイナス運気の時は遊べば良いのです。 働く時は働くことに集中し、遊ぶ時は遊ぶことに集中すればいいのです。
人間の行動を見ていると、働きっぱなしなのに貧乏で、結構遊んでいるのに金持ちがいることに気づくでしょう。 「金持ちは遊んでいてもお金になる」なんて思っていませんか?
良いことが起きっぱなしの右肩上がりの人生なんてないし、悪いことが起きっぱなしの右肩下がりの人生もありません。 良くなったり悪くなったりを繰り返しながら右肩上がりになるか、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら右肩下がりになっています。
努力もなく入ったお金は大切にしません。 「お金を大切に」というのは、貯金通帳の残高を増やすことではなく、「お金を活かす」ことなのです。
ご相談者から「言われる通り、家相を変えました」とか「言われる通り、祐気取りをしました」と報告をされると、「で、何を変えるんですか?」と聞きますが、キョトンとした顔をする人がほとんどです。
私も依頼者の皆さまには同じことをお伝えしますが、ほとんどの人は、やったりやらなかったりと、良いことと悪いことがごっちゃになっていますから、よくわからないのですが、中には悪いことばかり、良いことばかりやる方がいらっしゃって、どちらも「言われるとおりになりました」と仰られます。
実際に問題が起きると、2〜3の原因が重なっていることがほとんどなので、それを全部片付けてしまわないと、残ったひとつの原因が100%の原因になって、結局問題は解決しないということになります。
例えば、今年龍高星が廻っていると、海外の人とかモノに縁ができたり、離れたところに興味がわいたりするし、孤独も感じたりしますが、これは心の問題であって、同じ年に生まれたからといっても、みんな同じにはならないわけですし、さらに天中殺が入ってくると、運気はさらに複雑になってきます。