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2019.12.14
親子の関係を語る前に知っておきたいこと

浮気の理由は「あの人は、私を女としてみてくれた」とか「私に親切だった」とかだそうですが、それは錯覚というか、無知の代償なのです。
結婚をしたら夫婦になるわけですが、夫婦になって、子供ができて、家族になったら、絶対に頭から離してはいけないことがあるのです。
それは、これからは「子供のため」ということです。
よく結婚生活の不満を愚痴りに来る方がいらっしゃるのですが、その内容にもよりますが、まともに聞いていられないことがよくあります。
それは「主人は(もう)私を女としてみてくれない」、いわゆる「私だって女なのよ!」というやつです。
こういう方は、テレビドラマの見過ぎか、週刊誌の読み過ぎだと思っていましたが、そういうことのデータを取っている会社の方に聞くと、主婦の浮気経験者は、男性よりもはるかに多いそうです。
男性は結構バレてしまいますが、主婦の場合は、相手が身近にいることが多くて、あまりバレないのだそうです。
浮気の理由は「あの人は、私を女としてみてくれた」とか「私に親切だった」とかだそうですが、それは錯覚というか、無知の代償なのです。
ご主人にとっては「妻」であり「母」であるあなたが、他人から見れば「女性」だという理屈のようなのですが、その男性から見ても、そこには「ご主人の妻」が「お子様の母」がいるということなのです。
どんなにキレイな女性でも、毎日見ていれば慣れるのは当然で、それはあなたを嫌いになったことでもないし、まして女性として魅力がなくなったことでもないのです。
モナリザの絵を毎日観て、毎日感動する人がいたらおかしいと思いませんか?
毎日観ていたら感動は薄れるけれど、それはモナリザの絵の魅力を忘れたわけではないのです。
男性も同じで、あなたが「彼女」から、家族として「妻」になり、親子として「母」になったことで、役割の違いを認識しているのです。
つまり、「母」であることを認めたから、「彼女」の時とは違ってしまっているだけなのです。
それなのに、「母」であることを認められたあなたが、「彼女」である扱いを望むというのは無理なのです。人間ってそんなに器用ではないのですよ。
確かにそういう夫婦がいるのは否定しませんが、その裏には奥様には言えないウソが潜んでいることが、結構多いのです。
ご主人が「妻」として、そしてお二人の子供の「母」として認めてくれているって最高じゃないですか。だって結婚し、「この人と家族になろう」と…。
親子のことを書こうと思いましたが、前置きが長く話が横道に逸れてしまいました。
しかし、この考え方が実はすごく大事なことなのです。
それについては、また次回に。
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