「夢は誰にでも見れる」と言いますが、それは誰にでも実現できるわけではありません。 夢を本気で見ているかどうかだと思います。
大事なことは、栗山監督が、村上選手が打ったからといっても「4番吉田」を変えなかったことです。
そういう物語があるとしますと、今回は決勝トーナメントの決勝戦で、12年前のイチロー選手のように、不振の村上選手が試合を決める一打を打つような気がします。
しかし運気では、まだ最高エネルギーに達しているわけではありませんので、今後どんな記録を作るのか非常に楽しみではあります。
そういう努力が、実は”運命を変える”コツであることを、ロコ・ソラーレの選手たちは教えてくれました。
甲子園でノーサインで投げて(=自分の思い通りに投げて)優勝するだけの力があったわけですし、どうせ天中殺入団なのですから「みんなで一緒に」なんて不可能ですし、一匹狼の星を持っているわけですから、「チームがどうだろうが、俺は勝つよ」というピッチングをすればよかったのです。